読書する母の姿が、私は大好きです。私が、子供の頃から母は、働き通し、母の寝ている姿を見たことは、ありませんでした。そんな母が、本を読む姿を初めて見たのが、アメリカ ニューヨークからカナダに向かうクルーズ船の中。びっくりしました。かっこいい。でもこれ本当の話なんです。今から5年ほど前 友達に 船室を4人で使うと安くなるから行こうっと誘われて80代と60代の母娘でツアーに参加しました。快適な船旅です。私と友人は、寄港地でのオプショナルツアーに参加しますが、母は、お留守番。船に戻ると船室に母が、いない。探すとプールサイドのデッキチェアで横になりながら本を読んでるではありませんか。しかもサングラスをして。我が母ながら「素敵」。その時の姿は、一生忘れません。でも読書で、私の憧れの姿は、この母の姿ではありません。実は、今日のこの写真のシーンなのです。「愛とは決して後悔しないもの」のセリフを覚えてらっしゃいますか?そうです。「ある愛の唄」のこのシーン。愛し合った二人が、仲良くソファーで一緒にいるもののお互いに好きな本を手にして 読書を楽しみながら
時々 相手の存在を確認する。あ〜良いな。悲しいかな私には、もう実現不可能 妄想の世界で遊ぶしかありません。こんなことしたかったな。いつだったか 近所の友達と「やり残したこと 何かある?」って話をしたことがありました。私は、何もなかったんですが、その友人は、「旦那に優しく接して 優しい言葉をかける事かな。」って言ったんです。「そんなん簡単やん。後悔しないようにやったら良いやん。」と私は言ったんですが、これが、恥ずかしくってできないんですって。
そんなものなのかな?
私には、とっても悲しいかな分かりません。
2020年5月21日 T
憧れる T
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