月一 ウクレレが終わり いつものように
77歳の先生は、「楽しかった」という言葉を残して帰って行かれました。
次回のレッスンは、一か月後。
久しぶりに一生懸命ウクレレのレッスンをした私は、どっと疲れました。
正直、ウクレレを極めたいとも思ってないので
楽しくポロンポロンと弾けるだけで十分なんですが
先生は、「ここで、ロールストロークを入れたら かっこよく聞こえる」とかおっしゃって難しい事を要求なさいます。
も一つ正直に言えば
ウクレレのレッスンを辞めたい気もあるのですが
言い出せません。
これは、私の悪い癖で
少しレベルが
上がるとしんどくなってやめたくなるのです。
生まれてこの方
いろんな習い事をしました。
和裁、洋裁、お茶、お花、お絵かき、日舞、乗馬、ヨガ、エアロ、ピアノ、エレクトーンなどなど。
恥ずかしくなるほど
日本のカルチャー産業に貢献しましたが、さっぱり身についてません。
情けない。
そして、今の私の習い事は、英語、ボイトレ、ダンス、ウクレレ。
習い事が、長続きする秘訣は、それ自体が、好きだから というのと
先生とのご縁でしょうか?
昔 松喬さんが、落語の中で言ってました。
お稽古事のお師匠さんは
お月謝を貰うから
どこか良いとこ見つけて生徒さんを褒める
「声が良い、節が良い、筋が良い、覚えがええ」
どこも褒めるとこがなかったら
「正座しても 痺れきらせへんとこがいい」
今の私の先生方も 上手に褒めて その気にさせてくださいます。
「豚もおだてりゃ木に登る」
いただいた褒め言葉を
素直に信じて
もう少し続ける事にします。
継続は、力なり。
2020年6月9日 T