今日12月4日の 『Madam・Keiko・たちのもっとMyLife』お聴きいただきましたか?今日の放送の中でご紹介したエッセイ「古きよき時代の電話」は、私たちの若い頃の電話機を懐かしく思い出しながら書いたものです。今は携帯電話のない生活が考えられないようになってしまいましたが、携帯電話が生活の中に入りこんできたのはホンの少し前。こんなに便利なものが現れようとは考えもしませんでした。もし、私たちの若い頃、携帯電話があったら・・・ひょっとしたら・・・あのときすれ違っていたあの人、電話をかけることを迷いに迷ってとうとうかけられなかった彼と・・・そんなことを考えながら書いたエッセイをここでご紹介しておこうと思います。今日放送でご紹介した「古きよき時代の電話」とセットで書いたものです。
『もし、携帯電話があったら・・・』
もし、あのころ・・・私が20代のころ。
携帯電話があったら、人生、変わっていたかもしれない。うん、きっと変わっていた!
打ち明けにくい恋心も 今なら、メールで 「ピィ!」
ラブレターなんて、情緒があっていいもんだけど
メンドクサイし、返事がなかなか返ってこない。
なんと言っても、親が電話に出るという恐怖がないから、
かけやすいし 話しやすい。恋の形も、変わろうというものよ。
その昔、知らないところで、結構いたりして、
私を思っていた人が・・・そんな人たちが、みんなメールを送ってきたら・・・
電話をかけてきたら・・・